ツルリンドウ

 久しぶりの好天で、真赤な果実の先にとどまっている雫に写った風景も、太陽の光が燦々としています。あと何日、山歩きができるかわからないけれど、晴れた日の枯れ山は、こずえから降りそそぐ光が軟らかくて、ときどきアカゲラのドラミングだけが、こだましていました。
ツルリンドウ
ツルリンドウ(撮影場所/鷹栖町嵐山)

ホロムイイチゴ

 ちょっと地味だけど、ホロムイイチゴの果実です。ホロムイイチゴは泥炭地帯や湿原などの湿潤なところに生えるバラ科の植物ですが、サロベツや猿払の湿原では、群生もみられます。花は1茎に4弁または5弁の花を1個付けるだけで、湿原を探索していても目立たないです。実を食べたことは無いけど、イチゴというんだから、それなりの味は?はするかも・・・。
 未展開の二つ折れ状の幼葉にタマバエの幼虫が寄生すると、葉に縮れを生じて虫こぶになります。
ホロムイイチゴ
(撮影場所/幌延町下サロベツ原野)

オオウバユリ

 オオウバユリの茎先で、螬果が寒そうにしていました。壊れそうになったかごの中を覗くと、種が少し残っていて北風に震えています。早く雪の中へ舞い降りて春まで眠っていたいのに、風さんが手伝ったくれません。

20101208-1
(撮影場所/鷹栖町嵐山)

オギ

 写真を撮った河川敷では、ほとんどがオギで、オギは穎に芒が無いことと、基毛の他に穎にも同じ長さの白毛が生えるので区別できます。葉舌もススキは列状なのに対し、オギは白色軟毛を密生します。

20101022-1
(撮影場所/旭川市神居川)

ススキ

 「正体見たり枯れ尾花」川のおおい旭川では河川敷などにオギがたくさん自生しているので、ススキとオギを混同している人も多いと思います。風に揺れる尾花を観察すると、ススキの穎には長い芒があるので区別できます。

20101021-1
(撮影場所/旭川市神居川)